採用に結び付くポイントただでさえ就職難のこの時代に中高年というリスクを背負って転職するには相当の情報収集力が求められます。求人サイトを活用して信頼できるエージェントを探し自分の強みや弱みを客観的に見てもらうことも必要でしょう。その上で自分に合った就職先や面接での対策を共に考えることが出来ます。中高年ならではの経験を活かし面接に臨みましょう。
中高年層を受け入れている職種で介護士はなくなることはありません。私たちが生活する日本では世界で最も高齢化社会が進んでいます。そのため介護業界は常に変化をとげています。例えば資格に対する考え方や待遇、法律などです。とにかく人員不足の問題が深刻で長期間続いているので常に求人がなくなることはなく、現在の兆候ではあと30年はこの時代が続くと言われています。
なぜこんなに就職難の時代だというのに求人がなくなることはないのかと言うと、変わらず進む高齢化だけが理由ではなく、求職者の方でも最初から経験や資格がないと無理だと思っている人がまだまだ多いのです。しかし法律上、資格はなくても就職はできるのです。もちろん資格がある方が有利なことも多いですが、働きながら資格をとることも可能です。
最も中心となる仕事は着替え・食事・入浴・排泄などの身体補助です。ただでさえ高齢になれば足腰が弱くなり、立ち上がるときやベッドから起き上がるときなどは苦労します。また手足が不自由な場合は歩行の補助など、日常生活のほとんどが補助対象となります。次に、在宅介護や訪問介護の場合、一見普通のお手伝いさんのようにも思える仕事ですが、調理を含む食事の用意や部屋の掃除、買い物など利用者の家のやり方に合わせた介護をすることがあります。
また利用者のメンタルをサポートするのも重要な仕事になります。利用者との会話はもちろん施設の他の利用者との交流をもたせるなどみんなで楽しめる企画をたてて開催したり、心のサポートも介護士には必要となります。
このような実際の介護補助の仕事とは別に、利用者とその家族とでそのときの状況に合った介護の方法と方針、車椅子などの介護用具の使用方法や注意点など、相談や指導も必要となります。また介護士として長期間勤務して経験値が上がると職場のチームリーダーとしての仕事もあります。スタッフのスケジュール・タスク管理、新人への指導などチームマネジメントも行うことになります。もちろんここまで行くにはある程度続けていなければなりません。資格や体力など必要なことがたくさん思い浮かびますが、何と言っても「やる気」が一番でしょう。機械やコンピューター相手の仕事とは違って「人」が中心となる仕事ですので自分自身のモチベーションがかなり影響してきます。介護の仕事は求人サイトで豊富な情報を得られます。全国各地で求人していますので、どんどん求人サイトを活用してみましょう。
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働きたい中高年たちへ介護業界で働いていた経験を持ち、現在は自分の親の介護をするため現場から離れていますが、面接官の経験があり自分自身も中高年であるため、同じ中高年の方々にお役に立てればと思い当サイトを立ち上げました。当サイトへのお問い合わせはこちらのページよりお願いいたします。
面接に関して留意しておくべきことがあります。それは採用面接官は第一印象を重んじるということです。具体的に言うと、面接には3秒ルールが存在します。面接開始の最初の3秒間で採否が決まることが往々にしてあるのです。そこに気をつけて身だしなみと第一印象に気を配るとともに、その後の自己PRや質疑でも気を抜かないようにしましょう。