採用に結び付くポイントただでさえ就職難のこの時代に中高年というリスクを背負って転職するには相当の情報収集力が求められます。求人サイトを活用して信頼できるエージェントを探し自分の強みや弱みを客観的に見てもらうことも必要でしょう。その上で自分に合った就職先や面接での対策を共に考えることが出来ます。中高年ならではの経験を活かし面接に臨みましょう。
近年、コンシェルジュのいるマンションの人気が高まってきていますが、「マンションコンシェルジュ」という仕事がどういったものかご存知でしょうか?管理人の仕事と混同されがちなので、仕事を探すときは注意が必要です。当コラムでは、まだまだ知らない人も多いマンションコンシェルジュについてまとめました。転職して新しい道へ進みたいと考えている方や、育児を終えて復帰を考えている中高年におすすめしたい職種です。
マンションコンシェルジュとは、近年大型マンションや高級マンションなどで導入されるようになったラグジュアリーサービスの1つで、「マンションの総合世話係」のこと。マンションのエントランスなどにある受付スペースに常駐または時間帯で勤務し、マンションの居住者の要望に合わせた多彩なサービスを行います。 コンシェルジュといえば、リゾートホテルなどのカウンターにいて、航空券や施設のチケットを手配したり、観光スポットを案内したりするなど、お客様の要望に答える人というイメージを持つ人が多いと思いますが、もともとはフランス語で「共同住宅の管理人」という意味を持つ言葉。ヨーロッパをはじめ、多くの国へ伝わるうちに解釈が広がり、「ホテルの総合世話係」という意味でも使われるようになりました。近年は、マンションや百貨店、駅などでもコンシェルジュサービスを取り入れ、ホテルのような充実したサービスの提供を目指す施設が増えてきています。
マンションコンシェルジュと管理人の仕事は似ているように思われがちですが、業務内容に大きな違いがあります。
管理人の業務とはどのようなものか、見てみましょう。
・マンション内外の清掃
・マンションの巡回
・マンション設備の点検
・共用部に関する修理や工事業者の手配
・共用部の修理や工事などの立会い
・業者が使用する駐車場の手配
こうしてみると、管理人の仕事はマンションに関わる仕事がメインだということが分かります。特定の場所で仕事をするというよりは、マンション内を巡回することの方が多いでしょう。一方マンションコンシェルジュは、マンションの居住者に関わる仕事がメイン。エントランスの受付スペースから動くこともあまりないようです。
マンションコンシェルジュと管理人にはこのような違いがあるので、混同しないよう気をつけましょう。
マンションコンシェルジュの仕事は1人で行うことが多いため難しそうなイメージを持つ人もいるようですが、研修やフォロー体制が整っている仕事を選べば、まず安心して良いでしょう。研修内容には、業務のやり方だけでなく、マナー研修やメイク研修などがあり、未経験から挑戦する人もいます。 また、マンションコンシェルジュに向いているのは、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルなどが身についている人。特に、社会人経験の長いミドル・シニア世代の方は、それまでの経験が活かせるためおすすめです。これから新しい環境で活躍していきたい、今までの経験を活かして働きたいという方は、選択肢の1つにマンションコンシェルジュを加えてみてはいかがでしょうか。
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働きたい中高年たちへ介護業界で働いていた経験を持ち、現在は自分の親の介護をするため現場から離れていますが、面接官の経験があり自分自身も中高年であるため、同じ中高年の方々にお役に立てればと思い当サイトを立ち上げました。当サイトへのお問い合わせはこちらのページよりお願いいたします。
面接に関して留意しておくべきことがあります。それは採用面接官は第一印象を重んじるということです。具体的に言うと、面接には3秒ルールが存在します。面接開始の最初の3秒間で採否が決まることが往々にしてあるのです。そこに気をつけて身だしなみと第一印象に気を配るとともに、その後の自己PRや質疑でも気を抜かないようにしましょう。