採用に結び付くポイントただでさえ就職難のこの時代に中高年というリスクを背負って転職するには相当の情報収集力が求められます。求人サイトを活用して信頼できるエージェントを探し自分の強みや弱みを客観的に見てもらうことも必要でしょう。その上で自分に合った就職先や面接での対策を共に考えることが出来ます。中高年ならではの経験を活かし面接に臨みましょう。
少子化が進んでいる現在、若年労働者の数が減ってしまっているため崩壊せざるをえなかった終身雇用と年功序列制度。1950~80年代頃までは日本の企業は安定的に成長していた時代と言えました。各業界の受注量も右肩上がりで企業は当然のように、毎年たくさんの新入社員を採用していました。この時代の人口構成は圧倒的に若年層が厚く、企業にとっても人件費コストの低い若年労働者を多く採用することは生産性を高めることにもなっていました。このため、現在中高年層の雇用を定年まで保障する終身雇用制度を保てなくなるのも無理はありませんでした。このページでは、企業側の事情やリストラ、求人サイトについてご紹介します。
退職金の割り増し等の優遇の代わりに、早期退職の選択肢を与えるなどして中高年層に対してのいわゆる「リストラ」が始まりました。企業としての事情や判断もわからなくはないのですが、このような世の中の動きから中高年層のワーキングプアが生み出されることになったのは事実です。いくら退職金を割り増しでもらっても、まだまだ家族を養うのにもお金が必要な年頃です。女性だとしても長年勤めた会社を今さら辞めてこれから何が出来るのか、専門的な職種や何かしらの有資格者ならまだ希望が持てますが、普通に考えるとこの年齢からの再就職は非常に難しいでしょう。選べるほどの再就職先はなく、やっと就いた仕事でもかなり収入が激減します。
近年では年間100万円にも満たない所得金額の中高年層が続出しています。月の収入が10万もない人たちが2001年では6990人だったのが2005年の時点では1万1700人という結果も報告されています。
表立っては若者のニートやフリーター、ワーキングプアの増加が問題にされていますが、中高年層とは違いまだまだ若く、肉体を使う仕事も選べたり、独身である人も多かったり、バイト先で地道に頑張れば正社員になれる可能性もあるので、個々の事情もあるとは思いますが、将来に希望がある分中高年層とは深刻度が違います。このような背景から、最近では様々な求人サイトも出て来ています。それぞれ専門的な職種の求人サイトもあり、このような中高年層の方々にもまだまだ活用できるような求人サイトがあります。このような世間の状況にはまさに「救いの手」ですね。ぜひとも有効活用して安定した仕事に就きましょう。
特集カテゴリー
働きたい中高年たちへ介護業界で働いていた経験を持ち、現在は自分の親の介護をするため現場から離れていますが、面接官の経験があり自分自身も中高年であるため、同じ中高年の方々にお役に立てればと思い当サイトを立ち上げました。当サイトへのお問い合わせはこちらのページよりお願いいたします。
面接に関して留意しておくべきことがあります。それは採用面接官は第一印象を重んじるということです。具体的に言うと、面接には3秒ルールが存在します。面接開始の最初の3秒間で採否が決まることが往々にしてあるのです。そこに気をつけて身だしなみと第一印象に気を配るとともに、その後の自己PRや質疑でも気を抜かないようにしましょう。